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共同通信
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ベラルーシのルカシェンコ大統領は9日、国家反逆罪で有罪判決を受けた公務員や軍人に死刑の適用を可能とする法律に署名した。大統領府が発表した。同盟国ロシアのウクライナ侵攻への反発を抑え込む狙いがあるとみられる。ベラルーシは旧ソ連や欧州で唯一、死刑が存続している。
発表によると、過激派対策強化の一環として刑法を改正する。軍の信用を傷つけた場合に刑事責任を問うとの内容も盛り込まれた。
ベラルーシはウクライナに自国の部隊を派遣していないが、ロシアから参戦するよう圧力をかけられている。(共同)