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共同通信
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【エルサレム共同】オースティン米国防長官は9日、イスラエルを訪問し、テルアビブ郊外でネタニヤフ首相やガラント国防相と会談した。イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸でパレスチナと暴力の連鎖が続いていることに関し「沈静化と永続的な平和への取り組み」を求めた。「2国家共存」の実現を難しくするような行動をやめるよう促した。
昨年末に発足したネタニヤフ政権は対パレスチナ強硬路線を貫き、入植地拡大の方針を掲げる。ガラント氏と共同記者会見したオースティン氏は「情勢を不安定化させるユダヤ人入植地の拡大に反対する」と強調した。
オースティン氏はネタニヤフ氏らとイランの核保有阻止で一致した。