共産、職員除名を巡る報道に注文

Published by
共同通信

 共産党の田村智子政策委員長は10日の記者会見で、党首公選制の導入を求める著書を出版し除名された元党職員松竹伸幸氏を巡る一連の報道に注文を付けた。「言論の自由は保障されなければならないが、党の見解が完全に無視されている。しっかり報道してもらいたい」と述べた。

 党機関紙「しんぶん赤旗」は10日付紙面で、松竹氏のインタビュー記事を掲載した長崎新聞社に対して、党長崎県委員会が9日、事実に基づかない内容だなどとして抗議したと報じた。記事は共同通信社が配信した。

 田村氏は、党中央委員会は関与しておらず、現地での対応だと説明した。