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共同通信
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【テヘラン共同】イランのアブドラヒアン外相は12日、国営テレビのインタビューで、米国とここ数日の間に囚人交換で合意に達したと明らかにした。人道的観点を考慮したという。詳細を米側が詰めている段階だと説明した上で「もし米側で全てがうまくいけば囚人交換はすぐに行われる」と語った。
イランの核開発を巡って対立している米イランは直接対話をしていないため、中東オマーンが仲介役を担ったもようだ。実際に囚人交換が実現しても、米イランの溝は深く、停滞しているイラン核合意の修復協議に好影響を与えるかどうかは不透明だ。
国営テレビによると、イランでは米国人3人が収容されている。