ウクライナ、射殺捕虜「英雄」に

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ロシア軍の捕虜となり「ウクライナに栄光を」と発言した直後に射殺されたオレクサンドル・マツィエフスキーさん(42)に対し「ウクライナ英雄」の称号を贈ると発表した。

 地元メディアによるとマツィエフスキーさんは昨年2月のロシアの侵攻時には首都キーウで電気技師をしていたが、志願して領土防衛隊に入隊。昨年12月に激戦地だった東部ドネツク州ソレダルに配置された。

 今年3月上旬になり、林の中で丸腰でたばこを吸っているマツィエフスキーさんが「ウクライナに栄光を」とつぶやいた直後に銃が乱射され、殺害される動画がインターネット上に拡散した。