Published by
共同通信
共同通信
【北京共同】中国の李強首相は13日、就任後初めて記者会見し、新型コロナウイルスで打撃を受けた経済の再建に取り組む姿勢を示した。2023年の国内総生産(GDP)成長率を5.0%前後とした目標の達成は容易ではなく「努力が必要だ」と強調。米中経済は相互依存関係にあると指摘し、両国は「協力すべきだ」と訴えた。全国人民代表大会(全人代)が同日閉幕したのを受け記者会見した。
李強氏は、習近平国家主席(共産党総書記)を「核心」とする党中央の指導の下で職責を果たすと述べ、忠誠を表明。中央政府の要職を経験しておらず、3期目の習指導部の最重要課題である経済立て直しに向け、手腕が問われる。