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共同通信
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【ナイロビ共同】アフリカ大陸の南方に2月下旬からとどまる「フレディ」と名付けられたサイクロンによる強い雨風の影響で、13日までにマラウイやモザンビークなどで計130人以上が死亡した。フレディは2月上旬の発生以来、勢力を維持。台風やハリケーン、サイクロンといった熱帯低気圧の観測史上、最も長く勢力を保った可能性がある。ロイター通信などが伝えた。
フレディは2月上旬にオーストラリア北西部の沖合で発生後、インド洋上空をゆっくりと西に移動。同月下旬にアフリカ大陸に到達して以来、陸と海の上空を行き来して被害を出し続けている。