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共同通信
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【ナイロビ共同】ブリンケン米国務長官は15日、エチオピアを訪問し同国のデメケ副首相兼外相と会談した。昨年11月に政府と反政府勢力が停戦合意したエチオピア北部の紛争を巡り「最も重要なのは停戦を定着させることだ」と報道陣に語った。ロイター通信などが伝えた。米政府はエチオピア政府軍の人権侵害を非難、関係が悪化していたが、今回の訪問で改善に向かう可能性がある。
ブリンケン氏は「北部の和平に向けとても重要な時だ」と強調。「エチオピアとの関係強化が目標だ」と改善に前向きな姿勢を示した。デメケ氏も「われわれには長期にわたる関係があり、復活させ前進させる時が来た」と述べた。