マンハッタンで発砲事件2件 10代標的の銃暴力増加

 

 

マンハッタンで発砲事件2件

10代標的の銃暴力増加

 

事件に関する記者会見の様子 / Photo: NYPD NEWSの公式ツイッター(@NYPDnews)よりスクリーンショット
事件現場から回収された銃 / Photo:NYPDニュースの公式ツイッター(@NYPDnews)より=3月14日

 

 ニューヨーク市警察(NYPD)は14日、マンハッタン内で若者を標的とする発砲事件が2件発生したと発表した。2件は関連しており、ギャングの抗争の可能性があるとして調査を進めている。

 まず、午前10時前、アッパーウエストサイドのマーティン・ルーサー・キング高校から1ブロック離れた路上で17歳の男子生徒が腹部に銃弾数発を受けた。被害者は近くの病院に搬送され、容態は安定しているという。通報を受けた警官が、タクシーに乗ろうとした容疑者を拘束し、拳銃1丁を押収した。その数時間後、イーストハーレムにあるハーレム・ルネッサンス高校近くで16歳の若者が銃で撃たれた。27歳の通行人にも流れ弾が当たった。この事件では3人の男が犯行に及んだとして、市警は行方を追っている。

 ジョン・シェル巡回部長は「犯行の場所や被害者の年齢から考えて、両事件は関係があり、犯罪組織が絡んでいると判断している」と説明。2つの事件が4,5人のけんかの後に発生したことも明かした。先月もブルックリン区のウイリアムズバーグ・チャーター高校の外で若者2人を含む3人が銃で撃たれ、同じ週に別の高校の近くで若者2人が銃撃を受けた。過去5年、若者を標的とする銃暴力が増加している。(14日、ゴッサミスト)

 


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

タグ :  ,