ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)幼児部では20日、晴天のなか「秋の大運動会」を学園内の運動場で開催した。
ことしの運動会のテーマは「スマイル~君の笑顔が世界一」。開会式では園児たちは曲「ブルドッグたいそう」に合わせて元気良く準備体操を行った。かけっこや玉入れ、大玉転がしといった競技活動、ダンスなどの表現活動がプログラムに盛り込まれ、和やかな雰囲気の中で運動会は進んでいった。年長組は、練習ではなかなか成功しなかった組み体操を本番では見事一回で成功させることができた。成功した園児たちは「あきらめないで、頑張ってよかった」「みんなの前でドキドキしたけど上手にできた」と嬉しそうに話した。また、綱引きなどの力を争う競技では子どもたちの力と力の激しいぶつかり合いを垣間見ることもできた。
保護者競技では、父親たちの力自慢を競う綱引き、赤白に分かれ、時間内に大型積み木に素早く乗ることを競うゲームなどが行われ、会場は熱気に包まれた。
閉会式では岡本徹学園長から全員にズッシリと重いメダルが渡され、園児たちは満面の笑顔であった。園児、保護者、教職員の三者が一体となって行われた大運動会は大盛況の中で幕を閉じた。
来賓として同席した同学園特別アドバイザー、パットキニー女史から「全員が協力し合った素晴らしい運動会であった」との言葉があった。
保護者にとって、わが子の大きな成長を改めて実感する機会となった。