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共同通信
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【サンパウロ共同】南米パラグアイの裁判所は、新たな暗号資産(仮想通貨)を生み出す「マイニング(採掘)」と呼ばれる作業に使うための電気を盗んだ罪で2被告に禁錮2年の判決を言い渡した。執行猶予付き。地元メディアが17日報じた。
2被告は中部サンペドロ県で、2万3千ボルトの送電線からメーターを経ずに変圧器を通して電気を盗んだ罪。電気は代表的な仮想通貨、ビットコインの採掘作業を行う装置の集合施設に引いていた。検察は被害額が38億グアラニ(約6900万円)に及ぶとした。
マイニングはコンピューターによる膨大な計算が不可欠で、大量の電力を消費する。