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共同通信
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【ニューヨーク共同】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比316.02ドル高の3万2560.60ドルで取引を終えた。スイス金融大手UBSによるクレディ・スイスの救済合併発表などを背景に投資家の金融界への不安が和らぎ、金融株を中心に買いが膨らんだ。
イエレン米財務長官がこの日の講演で、銀行が破綻した際に預金を全額保護する可能性に言及したことも投資家の安心感を誘った。市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ姿勢を見極めようと、22日の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表に注目が集まっている。