タリウム記事検索、女子大生殺害

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共同通信

 タリウムによる女子大学生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された不動産賃貸業宮本一希容疑者(37)=京都市=のスマートフォンに事件当日、過去のタリウム関連の事件記事を検索した履歴があったことが23日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者は黙秘しており、大阪府警は事件関与を裏付ける重要証拠とみて捜査。大阪地検は勾留期限の24日、刑事処分を判断する。

 捜査関係者によると、立命館大3年浜野日菜子さん(21)=京都市=が搬送された昨年10月12日、容疑者のスマホでタリウムが関連する事件記事のほか、タリウムの中毒症状について検索した履歴があった。府警がスマホを押収して解析、確認した。