Published by
共同通信
共同通信
【ソウル共同】米海軍の原子力空母ニミッツを中心とする第11空母打撃群が27日、韓国・済州島南方の公海上で韓国海軍のイージス艦と合同訓練を実施し、核・ミサイル能力を強める北朝鮮をけん制した。ニミッツは28日、釜山に入港予定。北朝鮮は27日にも日本海上へ弾道ミサイル2発を発射しており、さらに緊張が高まる可能性がある。
原子力空母の展開は米軍の核兵器や通常戦力で防衛する「拡大抑止」の一環。訓練には韓国海軍のイージス艦「世宗大王」などが参加し、空母の護送や防空戦の訓練を行った。
韓国海軍作戦司令官の金明秀中将は「北朝鮮に米韓同盟の圧倒的な能力を見せつける」と強調した。