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共同通信
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大学と高校進学を控えた10代の2人が、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に参加する各国首脳に、被爆者と面会し原爆資料館を時間をかけて見学するよう求める署名をオンラインで募り、27日に2万1319人分の署名簿を外務省に提出した。引き続き協力を呼びかけている。
2人は広島市の岡島由奈さん(18)と、友人で川崎市の大林美晴さん(15)。岡島さんは「被爆者の思いを受け止めて核兵器の廃絶を決意し、その具体的なプロセスを話し合う場を設けてほしい」と訴えた。大林さんも「原爆資料館を十分な時間を取って見学し、人と原爆が共存する世界の恐ろしさを実感してほしい」と述べた。