犬が大好きという6歳の女の子が今夏販売した犬用アイスキャンディーが、話題を集めている。
注目の起業家はヴィヴィアン・ウィンフィールドちゃん。真夏日が続いたこの夏、ヴィヴィアンちゃんは犬用に作ったアイスキャンディーの販売事業「Pops for Pups」を展開した。ことし6月に愛犬を亡くしてから、心にぽっかり穴が開いてしまったというヴィヴィアンちゃんは、アイスキャンディーの販売を通してたくさんの犬たちと遊ぶことを楽しんだという。
アイスキャンディーは彼女が試行錯誤の上に完成したレシピで作られており、ベーコン味やピーナッツバター味など、犬が好む4種類の味が用意された。ことし8、9月の土曜日に1つ1ドルで販売され、150ドル(約1万8千円)の利益を得たという。
なお、収益はすべて動物シェルター、ソーシャル・ティーズに寄付され、同シェルターのサマンサ・ブローディー氏は「ヴィヴィアンちゃんの親切心と思いやりに感謝したい。彼女は小さなヒーローだ」と述べた。
ヴィヴィアンちゃんは、アッパーウエストサイドのセントラルパーク近くにある自宅マンション前で自らアイスキャンディーを販売し、彼女の母親は「これを通して仕事とはどのようなものか理解してくれたら」と話した。
この“小さな企業家”による事業が今後どのように展開していくのか楽しみだ。