国会内でLGBT巡り国際会議

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共同通信

 5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、LGBTなど性的少数者を巡る課題を当事者や支援団体で議論する初の国際会議、Pride7サミット(P7サミット)が30日、国会内で開かれた。各国の外交官も参加し、困難に直面する当事者の権利保障に向け「努力が必要だ」と強調。法整備が進まない日本の現状を問題視する声も上がった。

 議論にはG7やメキシコ、タイなど計10カ国の当事者や支援団体が参加した。在日大使館の関係者は自国の取り組みを紹介。オランダのテオ・ペータス公使は「同性婚を認めてから20年、より多くの人が幸せになった」と語った。