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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は30日、中国海軍のミサイル駆逐艦2隻と補給艦1隻の計3隻が29日に対馬海峡を相次いで通過し、東シナ海から日本海へ北上したと発表した。米海軍の原子力空母ニミッツは28日に韓国釜山へ入港し、日米韓3カ国は近く共同訓練を実施する見通し。28日には中国海軍の情報収集艦が日本海へ北上したことも確認されており、同省は動向を注視している。
防衛省によると、28日午後1時ごろ、ミサイル駆逐艦1隻が長崎県・五島列島の西約240キロを航行した。約1時間後には、別のミサイル駆逐艦1隻と補給艦1隻を五島列島の西約300キロで確認。29日には、3隻はそれぞれ対馬海峡を北東に進んだ。