学校法人ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)のバザーが11日、同学園ニュージャージーキャンパスで行われ、開始前には長蛇の列ができるほど多くの人が訪れた。
秋晴れの気持ちの良い天気の中、園舎前の大広場ではバザーに協賛する日系企業のテントに囲まれて恒例の親子体力測定会も開催され、自慢の筋力を披露するお父さんや園児らに声援が送られ、会場全体が熱気に包まれた。
園舎裏庭にはフードコートが設置され、企業寄付の食品に加え学園保護者や職員によるカレーライス、豚汁、おにぎり、ホットドッグなどが並び、好評を博した。また学園の児童会主催の「育英っ子祭り」が企画され、くじ引きの出し物でバザーに花を添えた。
ことしのアートコーナーでは、カラフルな砂を使った「サンドアート」のワークショップが開かれ、保護者と園児はアートに触れる楽しい時間を過ごした。
学園案内のブースには東日本大震災遺児のサマー留学の報告と募金を案内するコーナーが設けられ、寄付が集まった。
バザー収益金は学園施設充実および奨学金に充てられる。学園の詳細はwww.japaneseschool.org にて。