ことし8月に開店した、ブルックリン区にあるメキシコ料理店「ドン・チンゴン」では、30ポンド(約13.6キロ)の巨大ブリトーを1時間で完食した客に、店の所有権10%を譲渡するという「グランドチンゴンチャレンジ」の挑戦者を募っている。
30ポンドがいかに巨大かというと、中身がたっぷり詰まった、ファストフード店「チポトレ・メキシカン・グリル」のブリトーが約1.5ポンド(約680グラム)で、これの約20個分となる。また、ドン・チンゴンのブリトーは、牛肉や鶏肉、豚肉、米、豆などがたっぷり入っており、手作りのトルティーヤはかなり厚めの皮だ。しかも、このチャレンジには「チャレンジ中にトイレ休憩やそれに準じる行為を行えば、挑戦権をその場で失うことになる」というルールが定められている。
同店オーナーのビック・ローベイさんは、重さを30ポンドに決めた理由を「これまでのブリトーの大食い記録である14.25ポンドの倍にした」と説明している。ちなみにこの記録を出したのはホットドッグの大食いでおなじみのジョーイ・チェスナットさんだ。
同チャレンジは今月19日開催の予定。参加費150ドルを払って挑戦する勇気のある人は、ぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。