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共同通信
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防衛省は31日、日中両国の防衛当局幹部間を直結するホットライン(専用回線)の設置が完了したと発表した。両政府は春ごろの運用開始を調整しており、器材面での準備が整った。ホットラインは東シナ海などで自衛隊と中国軍の偶発的衝突など不測の事態回避に向けた相互通報体制「海空連絡メカニズム」の柱。整備方針で合意した2007年の首脳間合意から16年で本格的稼働にめどが立った。
これまで日中防衛当局は航空機や艦艇の現場の部隊同士はやりとりができていたが、ホットラインの運用が始まれば、防衛省と中国国防省の幹部同士が専用回線で意思疎通ができる。
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