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共同通信
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【イスラマバード共同】パキスタン南部カラチで3月31日、民間企業が従業員の家族に食料を配給すると呼びかけたところ、約400人が殺到して押し合いとなり、子ども3人と女性9人の計12人が死亡、複数の人がけがをした。警察は雑踏事故とみて調べている。地元英字紙ドーンなどが報じた。
工場での配給に大勢が押し寄せてパニックとなり、一部が排水溝に転落。壁が崩れるなどした。
現在はイスラム教徒が日中に飲食しないラマダン(断食月)中。パキスタンでは期間中、多くの企業が低所得者向けの配給を行っている。