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共同通信
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【北京共同】林芳正外相は2日、中国・北京で3月に就任した李強首相と面会した。習近平国家主席に次ぐナンバー2で、首相になってから日本の閣僚が会うのは初めて。林氏は、経済交流と国民交流を両政府が後押しすることが重要だと伝達した。
林氏は、昨年11月の岸田文雄首相と習氏の会談に触れ「首脳間の合意を着実に実施するため、双方で努力していきたい」と強調。李氏は、良好な関係は地域や世界にとって有意義だとして「共に関心を持つ問題を議論し、意思疎通と協力を強化していきたい」と応じた。
林氏は日本人男性拘束を念頭に「日本人や企業が中国で安心して活動できる環境が極めて重要だ」と伝えた。