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共同通信
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【ソフィア共同】NATO加盟国のモンテネグロで2日、大統領選の決選投票が行われ、現地からの報道によると経済開発相を務めたヤコブ・ミラトビッチ氏が現職ミロ・ジュカノビッチ氏を引き離し勝利する勢いとなった。大統領には首相指名権があるが、行政の権限は大きくない。
ロイター通信によると、世論調査会社の予測ではミラトビッチ氏が60%近く得票する見通し。
社会主義者民主党を率いるジュカノビッチ氏は首相も経験した有力者。ミラトビッチ氏は新党「ヨーロッパ・ナウ」の幹部で、汚職対策や生活水準の向上などを訴え、変化を求める幅広い層の支持を集めたとみられる。
モンテネグロは人口約60万人。