海岸にイルカ30頭打ち上げ

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共同通信

 3日午前5時35分ごろ、千葉県いすみ市の太東海水浴場で「イルカ約10頭が打ち上げられている」と110番があった。県警と一宮町によると、隣接する一宮町の釣ケ崎海岸までの砂浜約500mに、計約30頭のイルカが打ち上げられた。サーファーらが救助に当たったが、既に5頭前後が死んだとみられる。

 イルカはカズハゴンドウの群れで体長はいずれも約2mの成体と推定される。

 救助活動をした一宮町のサーフショップ店員河野正和さん(53)によると、午前8時半過ぎに地元サーファーらとイルカを海に戻したが沖に向かわずに戻ってきた。「砂浜では呼吸が苦しそうだった。どうにか無事に帰ってほしい」と話した。