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共同通信
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【北京共同】フランスのマクロン大統領は5日、北京に到着し、3日間の中国訪問を開始した。訪中は新型コロナ流行後初めてで、19年11月以来約3年5カ月ぶり。大統領府は声明で「両国関係の再活性化」を図るとしている。
6日に行う習近平国家主席との会談では、ロシアが侵攻したウクライナの和平実現に向けた方策について意見を交わす。マクロン氏はウクライナの主権や領土の一体性の重要性を強調する考え。公式夕食会も開かれる。
また「中国と均衡の取れた協力関係を構築するには欧州の結束が不可欠だ」(大統領府声明)として、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長を招いて習氏と3者会談を実施する。