工事現場から男性の遺体 ミッドタウン東の排水溝から

 20日朝、マンハッタン区ミッドタウンイーストで排水溝から意識不明の男性(49)が発見された。
 ニューヨーク市警察(NYPD)とニューヨーク市消防局(FDNY)によると、同日午前11時40分ごろ、男性は東33丁目と1番街付近の雨水の排水溝で意識のない状態で発見され、現場に駆け付けた救急隊員により死亡が確認されたという。男性の身元は明らかにされておらず、詳しいことについては現在捜査中だという。
 遺体発見現場は、そこから数ブロック先のニューヨーク大学ランゴーンメディカルセンターの拡張計画のため工事が行われており、遺体は現場の作業員によって発見された。
 NYPDはニューヨーク・ポスト紙に、拡張工事に伴う市環境保護局の周辺調査が行われた際にも、遺体は現場に放置されていた可能性があると伝えている。
 遺体は死後長時間が経過しており、損傷が激しいという。検死官は死因の特定に急いでいる。