大棟さん、道化師レガシーに選出

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共同通信

 病院で闘病中の子どもたちを訪問し、パフォーマンスを披露して元気づける「ホスピタル・クラウン(道化師)」の大棟耕介さん(53)=名古屋市=が、世界道化師協会(WCA)の「レガシー・オブ・ラフター」に選ばれた。ウクライナの子どもが避難するポーランド・ワルシャワへの慰問活動などが評価された。

 大棟さんは取材に「クラウンとしてこれ以上の賞はない。いわば殿堂入り。これまでの活動が認められ、ありがたい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

 2月にワルシャワを訪問し、ロシアの侵攻から逃れてシェルターや教会で生活する避難者の前でパフォーマンスを披露した。