クイーンズ区にあるアップルストアの従業員が不正なクレジットカードを使用して、日本円にして1億円を超える約100万ドルの同店ギフトカードを購入し、起訴されていたことが20日分かった。
同区連邦地方裁判所によると、同区カンブリアハイツに住むリューベン・プロフィット被告(24)はことし8月2日〜10月15日までの間に、アメリカンエクスプレスやビザのギフトカード、デビットカード、プリペイドカードなどを不正に取得し、これらのカードを使っておよそ99万7700ドル(約1億1963円)分のアップルギフトカードを購入していた疑いがもたれている。
プロフィット被告は、勤める店でアップルのギフトカード1枚2000ドル分を、不正に入手したクレジットカードで購入し、1枚200ドルで転売しており、複数のクレジットカード会社からの報告により、アップルは先月、同被告の不正に気づいたという。
逮捕当時、7枚のギフトカードを所持していたという同被告は、第2級重窃盗罪、第1級偽造証券の不法所持、第3級盗品所持で起訴され、先週末に罪状認否手続きを終えた。保釈金は20万ドルに設定され、11月10日に再出廷を命じられている。
2013年からアップルに勤務している同被告は、ことし7月に新しくオープンしたクイーンズ・センターモール店に、テクニカルサポートおよび販売員として配属されていた。