支援学校と自由に行き来、香川

Published by
共同通信

 香川県小豆島町に島で初めての県立特別支援学校「小豆島みんなの支援学校」が開校し7日、入学式が開かれた。隣接する町立池田小と連絡通路で接続し、自由に行き来できるのが特色で、県によると全国的にも珍しい設計という。共同学習や日常的な交流で、障害の有無にかかわらず共に学ぶ「インクルーシブ教育」の実現を目指す。

 支援学校では、新入生4人を含む知的障害がある小中高生計12人が学ぶ。入学式には池田小児童も出席し、育てたチューリップを贈呈。「たくさん交流し、仲を深めたい」と祝い、にぎやかな雰囲気だった。

 連絡通路は池田小の校庭と支援学校の多目的スペース付近を結び、休み時間に開放する。