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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ軍参謀本部は8日、ロシアが南部ザポロジエ州とヘルソン州から住民をクリミア半島へ強制的に退避させようとしていると発表した。ロシアは両州の併合を一方的に宣言しており、ウクライナ軍の大規模反攻を警戒したとみられる。ロシアは4月下旬に強制退避が始まるとの情報を拡散しているという。
参謀本部によると、ザポロジエ州メリトポリなどでは、住民がロシアのパスポートを保持しているかどうかなど退避に向けた調査が行われている。メリトポリでは最近、ロシア軍拠点などで爆発が相次ぎ、ロシア側行政府はウクライナ軍の攻撃だと主張している。