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共同通信
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【北京共同】中国軍による台湾を取り囲む地域での軍事演習は9日、日程の2日目に入った。台湾の蔡英文総統が訪米しマッカーシー下院議長と会談したことへの対抗措置で、中国は蔡政権への軍事威嚇を強めている。台湾海峡のさらなる緊張や、日本など周辺国への影響が懸念される。
台湾方面を管轄する中国人民解放軍東部戦区は8日、台湾海峡と台湾の北部と南部、東部の海空域で、軍事演習やパトロールを10日まで実施すると発表した。駆逐艦やミサイル艦、戦闘機、ロケット軍のミサイル部隊などを動員。「計画に沿った」演習とパトロールだとも説明した。8日の演習では、制海権や制空権などを奪取する作戦能力を検証した。