西アフリカで110人超が死亡

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共同通信

 【ナイロビ共同】西アフリカのナイジェリアとブルキナファソで5日以降、武装集団による襲撃事件が相次ぎ、計110人超が死亡した。ロイター通信が8日伝えた。

 ナイジェリアでは中部ベヌエ州で複数の村が襲われ、少なくとも74人が死亡した。土地や水の利用を巡る住民間の争いがきっかけだった可能性がある。同国では7日、北西部ザムファラ州で、身代金狙いとみられる武装集団が女性や子どもら少なくとも80人を拉致する事件も発生した。

 ブルキナファソでは6日、北部の複数の村が襲われ計44人が死亡した。動機は明らかになっていないが、この地域はイスラム過激派によるテロが頻発している。