「親のせいでひきこもり」と供述

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共同通信
神奈川県警本部

 神奈川県横須賀市の小野星三男さん(75)と妻泰子さん(72)を殺害したとして、殺人容疑で逮捕された長男の無職浩志容疑者(46)が「両親に恨みを持っていた。ひきこもりになったのは親のせいだ」と供述していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、一方的に不満を募らせていたとみて詳しい経緯を調べる。

 捜査関係者によると、浩志容疑者は数年前に離婚し、両親と同居。定職に就かず、ギャンブルなどで借金を重ねていた。自宅から両親への恨みをつづったノートも見つかった。

 一方で、亡くなった泰子さんは息子の就労について市に相談していた。