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共同通信
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【パリ共同】フランスのマクロン大統領が台湾情勢を巡り、欧州は米中いずれにも「追随」すべきでないとインタビューで発言し、欧米から強い批判を招いている。中国が大規模演習で台湾を威嚇する中、米中両国に対して不適切なメッセージとなるとして、自国内でも「失策」(フィガロ紙)と指摘されている。
インタビューは訪中の間の7日、フランス紙などを相手に行われ、中国が蔡英文・台湾総統の訪米などへの対抗措置として軍事演習を始めた後の9日報じられた。マクロン氏は台湾情勢の急変は欧州諸国の利益にならないと訴えた。