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共同通信
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カンボジア南部のリゾートホテルを拠点とした特殊詐欺事件で逮捕された男らが、昨年12月下旬以降にこのホテルにチェックインしていたことが12日、警視庁への取材で分かった。グループによる被害は昨年4月以降に少なくとも75件ほどに上るとみられ、警視庁は摘発を逃れようとして拠点を転々とした疑いがあるとみて調べている。
警視庁によると、逮捕されたのは岡本大樹容疑者(38)ら19人で、いずれも住所、職業不詳。
捜査関係者によると、ホテルに詐欺グループの拠点があるとの情報提供を日本大使館から受けた現地当局が、今年1月下旬にホテルに踏み込み、19人の身柄を拘束した。