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共同通信
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沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、自衛隊や海上保安庁は12日、レーダーから機影が消えた宮古島北西の洋上周辺で、不明者の捜索を続けた。機体は海中に深く沈んだ可能性があるが、サンゴ礁が広がる複雑な海底地形が影響し発見が難航している。
ヘリには、坂本雄一第8師団長(55)ら師団司令部の幹部5人、師団傘下の第8飛行隊からヘリの操縦士と整備士が2人ずつ、宮古警備隊の幹部1人が搭乗していた。
捜索は発生当日の6日以降、24時間態勢で継続。海上自衛隊から掃海艇「ししじま」、潜水艦救難艦「ちはや」を現場に投入している。