歩行者の列に車が突っ込む　ハロウィンの日に３人死亡

11/02/2015

　10月31日夕方、ブロンクス区のモリスパークで男性（52）の運転する車が歩道に突っ込み、ハロウィンでトリック・オア・トリートを行うために街を歩いていたグループを含む計６人の歩行者の列をひく事故があり、３人が死亡した。
　同日午後４時50分ごろ、同区ブロンクス動物園にほど近いモリスパークとボガード・アベニュー付近で、52歳の男性が運転する車が突如歩道に乗り上げ、３人の子どもを含む計６人、２つのグループに突っ込んだ。
　グループの１つは、65歳のルイ・ペレズさんとその孫娘２人。ベレズさんはその場で死亡が確認され、姉で10歳のナンニャ・アキールさんが運ばれた病院で死亡した。
　２つ目のグループは、21歳の女性、24歳のクリステン・レカさんとその９歳の妹。レカさんはジャコビ・メディカルセンターに運ばれたが帰らぬ人となった。３人と運転手も同病院に運ばれて治療を受け、命に別条はない。
　ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は会見を開き、「３人もの尊い命が失われた。家族で楽しむ行事の日にこのような悲劇が起きたことは遺憾」と述べ、交通死亡事故撲滅を誓った。
　警察は52歳の男性が発作を起こしたことが事故の原因ではないかとみている。