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共同通信
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【ワシントン共同】日米欧の先進7カ国(G7)は12日、米国の首都ワシントンで財務相・中央銀行総裁会議を開いた。インフレ抑制のために主要中央銀行が続ける利上げに伴う世界経済の減速や、3月以降に市場を揺るがした米欧の金融不安への対応策がテーマとなる。ロシアからの侵攻が長期化するウクライナ支援での協調も確認する。
日本は議長国を務め、鈴木俊一財務相と9日に就任した日銀の植田和男総裁が参加。植田総裁にとっては、就任後初の国際舞台となり注目が集まる。
植田氏は12日、会議に先立って報道陣の取材に応じ「海外中央銀行の方たちと密接な関係を築いていく第一歩にしたい」と語った。