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共同通信
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【キーウ共同】英国防省は12日、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ南部ザポロジエ州で、全長約120キロの防衛線を築いたとの分析を発表した。防衛線は3層で、同州奪還を目指すウクライナ軍にとって「手ごわい障害」になる可能性があるが、ロシア側が防衛に必要な兵員を十分に確保できているかどうかは不透明だとした。
分析は、大規模反攻を計画するウクライナ軍が同州の拠点都市メリトポリに攻勢をかけるとみてロシア側が警戒していると指摘。メリトポリでは最近爆発が相次ぎ、ロシア側はウクライナ軍の攻撃だと主張している。