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経済評論家の上念司さんが5日、マンハッタン区のニューヨーク日系人会で「ジョネトラダムスの米国経済大予想 2019」と題する講演会を行った。日本で主宰する定期講演会「八重洲イブニングラボ」のニューヨーク「出張版」。昨年を上回る120人が集まった。
上念さんは中央大学付属高校在学中に米国留学。1988年の大統領選挙では民主党のマイケル・デュカキス候補の選挙運動を手伝ったこと、当時の友人と現在も交流が続いていることを軽妙に語り講演会はスタート。日本で世論を騒がせている元徴用工の賠償裁判については、65年の日韓請求権協定で日本からの経済支援と引き換えに補償は韓国政府が行うことで解決している。日本政府は国際仲介裁判所に持っていくだろうと話した。
米国経済の行方については、失業率は史上最低だが、実際はリーマンショックから休職中の人が残っており、労働供給力は今後も上がると指摘。インフレ抑止のために利上げをしてきた連邦準備銀行(FRB)もどこかで利上げを緩め、株価は上がるとした。米中関係については核保有国同士の武力戦争はなく、サイバー攻撃や情報戦争が激化していくとした。2年連続で盛況に終わった講演会。来年も開きたいという。
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