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共同通信
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ロシアのウクライナ侵攻を支持していた軍事ブロガー、フォミン氏の殺害事件で、連邦保安局(FSB)は13日、実行犯として拘束されたロシア人の女に爆発物を届けたウクライナ人の男を特定し指名手配の手続きを取ったと明らかにした。タス通信が伝えた。
FSBによると男はユーリー・デニソフ容疑者。ウクライナ治安機関の指示で今年2月にロシアに入国、モスクワ周辺で情報収集し、今月2日に北西部サンクトペテルブルクのカフェでフォミン氏に爆発物入りの胸像を手渡したとして拘束、起訴されたトレポワ被告に像を宅配便で送った。3日にアルメニア経由でトルコに出国したという。