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共同通信
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防衛省制服組トップの吉田圭秀統合幕僚長は13日の記者会見で、陸上自衛隊ヘリコプター事故に伴い第8師団の幹部らが不在となっていることが自衛隊の部隊運用に及ぼす影響に関し「何もないとは思っていない」との認識を示した。第8師団は残った副師団長が指揮していると明かし「防衛体制に穴をあけることなく、任務が継続できる体制を取っている」と強調した。
陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長も会見で、副師団長による指揮に言及。「隊員の士気は低下していると思うが、即応態勢に問題はない」と語った。事故では、第8師団のトップ坂本雄一師団長(55)ら師団幹部が不明になっている。