繰り上げミスの対象者当選

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共同通信
当選証書を受け取る松浦千鶴子氏(右)=13日夜、相模原市

 相模原市選挙管理委員会が市議の死去に伴う繰り上げ当選の手続きを怠っていた問題で、市選管は13日、2019年の市議選で落選し、繰り上げ対象となっていた松浦千鶴子氏(49)の当選手続きを取ったと発表した。松浦氏は同日夜、市役所で当選証書を受け取った。任期は29日まで。

 松浦氏は9日投開票の市議選にも立憲民主党から出馬して当選しており、30日からは2期目となる。取材に「混乱しているが、自覚を持って臨みたい」と述べた。

 市選管の岸浪孝志委員長は当選証書を渡した際「私の見識不足で、深くおわび申し上げる」と謝罪した。