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共同通信
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【ロンドン共同】バイデン米大統領は13日、先祖の故郷であるアイルランドの議会で演説した。地元の言葉で「ただいま」と語りかけ、詰めかけた議員らの拍手を浴びた。
バイデン氏は、英領北アイルランドの帰属を巡る紛争を終わらせた和平合意から25年に合わせてアイルランドを訪問した。今も関係各派が対立し、北アイルランド自治政府の機能が停止しているだけに、事態の打開に向けてアイルランドと英国が「緊密に連携すべきだ」と訴えた。
ロシアの侵攻を受けたウクライナについては、アイルランドによる医療や人道面での支援を称賛。ロシアの「残忍な攻撃」に連携して反対していくと強調した。