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共同通信
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第20回統一地方選は16日、政令市を除く88市長選、294市議選と東京特別区の12区長選、21区議選が告示され、後半戦がスタートする。18日告示の125町村長選、373町村議選とともに、23日に投開票(一部翌日開票)される。
共同通信社の14日現在の集計で、市長選には170人超が立候補を準備している。このうち女性は20人超。県庁所在地の大分を含め、25市前後で無投票となる見通し。無投票の割合は約30%で、前回2019年と同様に高い水準となりそうだ。
統一選前半戦の41道府県議選は、定数に占める無投票当選の割合が25.0%と過去2番目の高さとなった。総定数の4人に1人が無投票で当選したことになる。後半戦も無投票当選が相次ぐ恐れがある。
市議選は岩手、宮城、富山、鳥取、島根、沖縄の6県を除く41都道府県で実施される。総定数6636に対し、8300人以上が出馬見込みだ。
12区長選は、35人前後が立候補の準備を進めている。墨田区、豊島区などでは事実上の与野党対決となる。