スパイ防止法違反で州兵起訴か

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共同通信

 【ワシントン共同】米機密文書をSNSに流出させたとして、FBIは13日、東部マサチューセッツ州の空軍州兵ジャック・テシェイラ容疑者(21)を逮捕した。ニューヨーク・タイムズ紙はスパイ防止法違反で起訴される可能性があると指摘。国防総省は再発防止に向けて機密情報の管理強化に乗り出した。

 流出した機密文書にはウクライナ軍の態勢や米国による同盟国への通信傍受の実態などが記されている。米軍にとって「この10年で最大の流出」(ワシントン・ポスト紙)とみられている。

 同紙によると、容疑者は1等兵。同州にある基地でIT技術者としてコンピューターや通信システムの保守管理を担当していた。