G7首脳と被爆者の面会を調整

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共同通信
G7首脳の訪問が検討されている原爆資料館=広島市の平和記念公園

 政府は、5月に広島市で開く先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の関連行事として、各国首脳と被爆者による面会を設定する方向で調整に入った。政府関係者が15日、明らかにした。サミット初日の5月19日、広島市の原爆資料館を視察する際、館内で被爆者と面会する計画だ。核軍縮・核廃絶の機運醸成を図る狙いがある。

 議長を務める岸田文雄首相は被爆地・広島でのサミット開催に当たり、G7首脳が被爆の実相に触れる機会にしたいとの考えを表明していた。