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共同通信
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【クレセントシティー共同】東日本大震災の津波で流された岩手県立高田高校(陸前高田市)の実習用ボートが2013年4月に米西海岸に漂着してから10年を迎え、カリフォルニア州クレセントシティーで14日、記念イベントが開かれた。地元の小学生約750人が津波や防災について学んだほか、陸前高田市との「絆」を描いた壁画が完成し、披露された。
ボートの名前にちなみ「カモメフェスティバル」と名付けられたイベントは今回が初の開催。参加者はボートを巡る両市の交流を取り上げたドキュメンタリー番組を鑑賞し、地元団体による太鼓の演奏に聞き入った。