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共同通信
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【カイロ共同】ペルシャ湾岸6カ国でつくる湾岸協力会議(GCC)とイラク、ヨルダン、エジプトの9カ国は14日、シリアのアラブ連盟への復帰などを巡り、サウジアラビア西部ジッダで外相会合を開いた。サウジ外務省は協議後に声明を発表したが、シリアの復帰に関し合意はなかった。
サウジは復帰を仲介し、5月19日に首都リヤドで開催予定のアラブ連盟首脳会議にシリアのアサド大統領を招待する方針と伝えられている。一方、カタールなどが復帰に反対しているとされる。
声明によると、9カ国の外相は今回の協議で、シリア内戦の解決に向けたアラブ諸国の指導的役割の重要性を強調した。